グッと気温も下がり過ごしやすい日が続きますが、だんだんと秋が深まるにつれて、気温と共に湿度も下がり、乾燥が気になる季節の到来です。
肌にとっての最適湿度は65%~75%程度とされています。
そして、実際に多くの方がお肌の乾燥を感じる湿度が60%と言われています。
10月になると、最低湿度が60%を下回る日が出てくるようなので注意が必要です。
さらに11月になると、東京の平均湿度は60%ほどになりますから、ほとんどの日がお肌の乾燥注意報になってしまいます。
ですから、特に乾燥しやすいと言われる目元は10月から早めにお肌の乾燥対策を行うことをおすすめします。
◆なぜ目元が乾燥しやすいの?
顔の中でも水分バランスが部分的に異なります。 水分量の少ない目元は水分量の多いTゾーンと比べると1/10しかないと言われています。
また、体の中で最も皮膚が薄い部分の一つでもあり、目の周りの皮膚の厚みは平均0.6ミリで、表皮の厚さは0.1ミリほどしかなく、角質層も5層程度と言われています。
さらに、皮脂腺や汗腺もほとんどなく、肌のバリア機能も弱いため、水分が逃げやすくハリを保ちづらいため、目元は乾燥しやすいのです。
そして、こんなにデリケートなのにも関わらず、毎日平均15,000回ものまばたきと、せわしない眼球の動き、感情により無意識に動いている目元の表情筋は、絶えず伸びたり縮んだりしている状態なので、乾燥と加齢が進むと最初にシワが刻まれる部分なのです。
ですから、目元のケアはとても大切になります。
◆どうしたらいいの?
【クレンジング4か条。 目元になるべく負担をかけないクレンジングをしましょう! 】
- 擦らない
- 力は入れない
- クレンジングオイルや泡洗顔は絶対NG
- お湯は皮脂膜の落とし過ぎを防ぐため、32℃程度のぬるま湯で流す
クレンジングでは最初にポイントメイクを落とします。 その時にオイル系のクレンジング剤での拭き取りはおすすめできません。
メイクと一緒に大切な皮脂膜などのうるおい成分を落としてしまいます。
シュラメック化粧品ではポイントメイクはハーバルケアローション、または落ちにくいメイクにはセンシダームクレンジングソリューションを浸したコットンで優しくふき取ります。
その後は、スーパーソフトクレンザーまたはディープポアクレンザーのミルククレンザーで優しく洗い上げます。 このとき、目元は優しく通る程度で洗い上げましょう。
【目元に優しいコスメをセレクトしよう! 】
あまりにも落としにくいメイクでは、クレンジングでかなりの負担を目元にかけてしまいます。 なるべく落としやすいコスメをセレクトしましょう。 また、乾燥を防ぐためにクリームタイプや潤い成分の配合されたコスメを選び、ファンデーションの代わりにブレミッシュバルムやパーフェクトビューティ―フルイドを使用すると乾燥しにくいです。
【アイケアアイテムを活用しましょう! 】
目元専用のケアアイテムを活用するのが一番です。
最近では目元専用のパックや美容液、アイクリームなど目元専用アイテムはたくさんあります。
合いそうなもの、使いやすいものをセレクトしましょう。
シュラメック化粧品にはおすすめのアイケアアイテムは3種類ございます。
★ハイパーフィクションアイクリーム
目元のトラブルアイクリーム、マッサージクリームとしても使用できます。
セラミド・ヒアルロン酸などのうるおい成分の他にアンマクロ果実エキスやビオフィックス配合で敏感な目元の保護力に優れたアイクリームです。
目元のくすみ、くまをケアし、ハリを与えます。
オールマイティな目元ケアクリームなので、迷ったらこのアイクリームがおすすめです。
★ハイドラマキシマムアイフルイド
水分を与えて乾燥による目元の小じわを即行でサポートするフルイドです。
保湿力の高いモイスチャーラボテクノロジーと弾力を上げるビューティファイが配合されているので、乾燥による小じわだけでなく、むくみ、くまを軽減し、明るく輝く目元に近づけます。
朝晩のケアだけでなく、小さいのでポーチにしのばせて乾燥を感じたら優しく目元に塗布してあげてください。
乾燥しやすい方や使いやすさを求める方におすすめです。
★タイムコントロールアイクリーム
目元の筋肉の衰え、むくみ、たるみなどの年齢によるアイバックにスポットを当てたアイクリーム。
潤い成分だけでなく、マトリキシル3000やアイリス、アクアフィルなど配合されているので、深く刻まれてしまったゴルゴラインや、膨らみの目立つアイバックにおすすめです。
また、アイクリームを塗布しながらマッサージするのもおすすめです。
力の入りにくい薬指を使用してクルクルと優しく小さな円を描きながら塗布しましょう。
また、小シワの出やすい目尻を優しく引き上げるようにしっかり塗布しましょう。
ついでに眉頭の少し下のくぼみにある攅竹(さんちく)というツボを上へ優しく押し上げるように5秒ほどプッシュしてあげると、目の周りの血行を良くなり、眼精疲労も回復します。
しかし、強く擦り過ぎることや、やり過ぎは禁物ですので、あくまでも優しく優しく。
【目元のケアの他にも食生活や睡眠、運動などの生活習慣を整え内側から潤いを!】
- 新しい皮膚を作り肌の生まれ変わりを助ける、ビタミンB群が多い食事(青魚、レバー、豚肉など)を心掛ける
- 7時間程度の質の良い睡眠をとることで、成長ホルモンが分泌し、健やかな肌へ
- 適度な運動や入浴で血行を促進し肌細胞に栄養を行き渡らせやすくする
できそうなことから見直して、意識した生活を送りましょう。
スキンケアやメイク以外にも、生活習慣を整えて体の内側からうるおう肌作りを心掛けてくださいね。
コロナウイルスの影響ですっかり定着したマスク生活により、マスクから出る目元の与える印象は絶大です。
目元の小じわが目立ってくると老けた印象を与えてしまいます。
先にご紹介したように、目元のシワのなかでも、ちりめんじわ、上まぶたのしわ、目尻のしわなどは乾燥が原因となっていることが多いので、乾燥対策を行うことがとても重要です。
この美容ブログを参考にしていただいて、ぜひ今日からうるおいのある目元を目指してくださいね。