日焼けをしてしまった後は、アフターケアが非常に重要です。
夏のレジャーや屋外での活動に夢中になり、ふと気づいたら肌が真っ赤になってしまった経験はありませんか?そんなうっかり日焼けをしてしまったときには、なるべく早くケアしてあげることがとても大切です。
そして気をつけて欲しいのが、日焼け直後は『肌に刺激を与えること』は絶対NGという事です!
軽度のやけどと同じ状態のため、肌は非常にデリケートになっています。間違った方法で肌トラブルを引き起こさないためにも、ぜひ正しいケア方法を知っておくことをおすすめします。赤みや水ぶくれなどの日焼けの症状は12時間でピークになり、メラニンは日焼け後72時間で肌に定着すると言われています。この日焼け直後の72時間が未来の肌ダメージを左右すると言っても過言ではありません。それなら、すぐに美白ケア用の化粧品を使用すれば良いのでは…と、思いますよね?しかし、日焼け直後の非常にデリケートなヒリヒリ肌には刺激が強すぎてトラブルを招いてしまい、逆効果になってしまいます。まずは、その前に『日焼け直後の緊急3Step』を実行しましょう!
【 日焼け直後の緊急 3Step 】
火照った肌をクールダウン
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水分補給でインナーケア
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肌の保湿ケア
Step1 火照った肌をクールダウン
日焼け直後の火照った肌をクールダウンさせることがとても大切です。まずは肌の炎症を抑えるためにとにかく冷やしましょう!また、海やプールで遊んだ場合は肌に付着していると刺激になる、海水、塩素、砂、汗などを一刻も早く流してしまい、帰る前からケアしていくことも大切です。
- 冷たいシャワーや水風呂などで火照った部分を冷やしましょう。
- 腕や足などの細長い部分は濡れタオルを使用しましょう。肩などの日差しを受けやすく、特に炎症の強い部分はしっかり冷やしたいですが、直接保冷剤を当てると刺激が強すぎるので、直接当たらないようにタオルや布などで保冷剤を巻いた状態で重点的に冷やしてあげましょう。
- とにかく冷やして火照りを落ち着けましょう。
※冷やしても痛みが酷かったり、広範囲の水ぶくれがあったり、赤みがひどい場合は皮膚科への受診をおすすめします。
Step2 水分補給でインナーケア
日焼けした肌は非常に乾燥しやすい状態です。こまめに水分をしっかり摂って体の内側からも潤いをサポートすることで肌ケアに繋がります。お水やお茶はもちろん、スポーツドリンクもおすすめです。できれば、肌を回復させるのに欠かせない栄養素である「ビタミンC」や「リコピン」も、食事やジュースで積極的に摂取しましょう。
- 「ビタミンC」-イチゴ・キウイフルーツ・アセロラ・ブロッコリー・ピーマンなど
- 「リコピン」-トマト・すいか・ピンクグレープフルーツ・ミニトマト・パプリカなど
Step3 肌の保湿ケア
しっかりと冷やして、水分補給もたっぷり摂取して、ここからやっと保湿です。ほてりのある肌の保湿におすすめなのが、ひんやりと気持ちいいアロカームジェルマスクです。
【高濃度アロエベラ配合のオールスキン対応のジェルマスク】
- 塗布後10分~15分置いた後に、しっかり流してください。
- 日焼け後にご使用になったときはお水で流してください。
- 乾燥した肌に潤いを与え、火照った肌に冷却感がとても気持ちいいジェルマスクです。
- 日焼けの後などのストレス肌だけでなく、日常の保湿ケアにもとても使いやすいマスクです。
- オールスキン対応なので、ゆらぎ肌・アクネ肌・ドライスキンの方もご使用できます。
- アロカームジェルマスクを使用して、肌に潤いを与えることで、次に使用する美容液などの馴染みをよくします。
- アロカームジェルマスクを塗布し、10分程置いて流した後にさらに他のマスクをする、ダブルマスク時のファーストマスクにおすすめのマスクです。
- 脱毛後のアフターケアに。
- 超音波ジェルマスクとしても使用可能。
日焼け後のお肌は水分が奪われているため非常に乾燥しやすく、デリケートです。すぐに美白ケア用の化粧品を使用したくなりますが、炎症のあるストレス肌には刺激が強すぎるのでNGです。まずは肌に優しく、保湿効果の高いものや抗炎症成分の入ったアイテムを使用しましょう!
【お肌のヒリヒリ感が治まってから、化粧品での美白ケアをスタート!】
大量の紫外線を浴びると、体内に大量の老廃物や活性酸素が発生します。この状態を放っておくと、ご存知のとおりシミや老化の原因になってしまいます。ある程度の炎症や赤みが回復してきたところで、美白ケアを取り入れていきましょう。放っておくと、紫外線ダメージを受けた肌の奥ではメラニン色素がどんどん増殖し、色素沈着を引き起こしてしまいます。
【化粧品のケアだけでは、もったいない!】
美白ケア・ダークスポットケア・抗酸化ケアのできる化粧品を使用されると思いますが、化粧品だけではなく食事や生活習慣なども見直して身体の中からもケアもしていきましょう!
◆水分と抗酸化物質を補給して食事で日焼けケア
老廃物をスムーズに流すために水分を多めに摂取し、果物や緑黄色野菜をしっかり摂って、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化物質を意識して補給しましょう。
- 「β-カロテン」-にんじん、かぼちゃなどの、緑黄色野菜の黄色や赤色はβ-カロテンが含まれている証です。β-カロテンは食品から摂ると体内でビタミンAへと変換され、「活性酸素」の発生を抑えて取り除く作用があります。
- 「ビタミンC」-メラニン色素の生成を抑制し、日焼けを防ぐ作用と抗酸化作用だけでなく、体内でコラーゲンを作るために必須の栄養素です。消化管で鉄分の吸収を高める働きもあります。
- 「ビタミンE」-種実類、油脂類、穀類、魚介類、豆類、野菜類などに多く含まれています。ビタミンEには強い抗酸化性作用があり、生体膜の機能を正常に保つことや、赤血球の溶血の防止、生殖を正常に保つことにも関与しています。細胞を保護し、老化の防止につながるとされています。
◆質の良い、充分な睡眠
老廃物の排出や活性酸素の除去には充分な睡眠が必要不可欠です!眠りはじめの90分をしっかり熟睡すると、肌の回復に有効な成長ホルモンがたくさん出ると言われています。肌の老化を防ぐためだけではなく、心の身体の健康のためにも質の良い充分な睡眠時間を心がけましょう。
これからが夏本番です!またうっかり日焼けしてしまわないように対策も見直しましょう。日焼け止めを用途に合わせてきちんと使用することや、日傘や帽子、UVカットの服やグッズを上手に活用して、夏のレジャーも楽しみながら肌のダメージを最小限に抑えられる工夫をしましょう。