春に急増！ゆらぎ肌

春が近づくと、肌がムズムズとかゆくなってしまったり、肌が荒れてしまったり、肌のコンディションが不安定になると感じることはありませんか？

春になると木が芽吹くように、人間も同じように新陳代謝が活発になり、ホルモンの分泌も盛んになってきます。

それにより、皮脂や汗の分泌も増えてきます。皮膚も含め、身体そのものが敏感になっている季節が春なのです。また、自然の環境も変化するため、お肌は外部からの様々な影響を受けやすくなります。

最近では、一時的に敏感になってしまった肌のことを「ゆらぎ肌」と呼ばれています。ゆらぎ肌は、肌荒れやニキビ、乾燥等のトラブルと一緒に引き起こることで、症状の悪化や肌のバリア機能の低下、シミやシワの原因となってしまします。

では、ゆらぎ肌に繋がってしまう肌環境について考えていきましょう！

【　ゆらぎ肌になる春の肌環境　】

●　気候の変化と紫外線の影響

冬の名残のある冷たい風が吹くこともあれば、上着がいらない暑い日もあります。また、日中は暖かくても朝や夜はぐんと冷え込むことも。気温の寒暖差が強く、まだまだ乾燥の強い日も多いです。それだけではなく、3月から紫外線が強くなり始め、4月5月になるにつれてどんどん紫外線は強くなっていきます。まだまだ乾燥してバリア機能も弱まりやすい肌状態なので、強い紫外線によるダメージはとても受けやすくなってしまいます。身体だけでなく、肌も気候に振り回されてしまう、それが春なのです。

●　環境の変化から起こるストレス

4月からは新年度が始まります。新年度に入って新たな生活が始まる人は、人間関係も含めて環境の変化からストレスが溜まりがちです。神経が高ぶって睡眠の質が落ちてしまい、成長ホルモンの分泌も低下してしまいます。その影響を受けてターンオーバーの遅れに繋がってしまったり、ポツポツ肌、カサカサ肌にもなってしまいます。慣れない生活や新しい人間関係など、ストレスが溜まりやすく、自律神経のバランスも乱れやすくなります。

●　花粉

花粉の飛散が増えるのはやはり春。春に飛散する植物が多いと言われています。地域差はありますが、代表的なスギ花粉は2月～3月、ヒノキは４月がピークといわれています。肌トラブルが出やすいのは、頬、首、まぶた等。かゆみ、赤み、腫れ、かさつき、ヒリヒリ感を伴うことが多いです。

●　大気汚染物質（黄砂、PM2.5など）

中国大陸内陸部の砂漠や黄土高原から、偏西風に乗って日本に飛来する黄砂やPM2.5も、肌に負担をかける原因の一つです。これらの大気汚染物質の粒子は毛穴 (一般的に約100μm) よりも小さく、黄砂は0.1～1.0μm、PM2.5は2.5μm程度。肌に付着するばかりか、毛穴にも入り込んでしまう大きさです。

こうして春先の肌環境を考えてみると、「ゆらいでしまうのも無理はない」と思えてきませんか？

冬から春への季節の変わり目に起こる気温や環境の変化についていけず、著しくバリア機能が低下し、トラブルを起こしてしまった肌状態がゆらぎ肌です。

例えば、いつもの化粧品に刺激を感じたり、メイクののりが悪くなったり、乾燥がひどくなったり、ニキビや吹き出物が出来たり、かゆみや赤みが出たり。お手入れを怠って深刻な肌トラブルを誘発することもあります。また、肌のムズムズやカサカサ等の違和感があると、かいてしまったり、無意識に触ってしまったりして、悪化する方が多いです。

まずは触らないでいられるように、ゆらぎ肌対応アイテムを早めに使用していきましょう!

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